

くまさん先生からのお薬は、お子さんそれぞれの症状に合わせて処方されています
お薬の量・飲むタイミング・飲む回数などお約束を守って飲みましょう
- お約束が守れないとせっかく飲んでも効果がしっかり得られないこともあります
- 自己判断による「お薬の中断」や「お薬の⾧期間の服用」は決してしないでください
- 飲み損じてしまったり、飲み忘れてしまったときはクリニックへご相談ください
飲み薬
- 粉薬(散剤・ドライシロップ・顆粒)
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- 特徴
散剤:サラサラの粉末
ドライシロップ:水に溶かすとシロップになる粉末
顆粒:散剤よりも粒が大きい粉末、苦みを感じにくくするコーティングがされている - よいところ
お子さんの年齢・体重に合わせてお薬の量を調整できます
長期保存が可能です
食べものや飲みものに混ぜて飲ませることができます - 注意点
種類によっては苦みを感じるものがあるので、飲み方に工夫を
飲み薬が嫌な記憶にならないようにしましょう - 保管方法
常温で保管しましょう
湿気により成分が変化することがあります
冷蔵庫で保管すると、出した時の室温との温度差で、湿気を帯びることもあります - その他
3歳くらいになると大人と同じように薬の袋から直接
「サラサラー」っと飲めるお子さんもいます
- 特徴
- シロップ
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- 特徴
甘いシロップタイプ(液体)のお薬です - よいところ
小さいお子さんや甘いものが好きなお子さんには飲みやすいです - 注意点
大きいお子さんでも処方はできます
しかしお薬の量は年齢や体重で決まりますので大きくなればなるほど
飲む量は増えてしまいます - 保管方法
冷蔵庫で保存してください
使用期限は、薬局で確認してください
飲み残した場合はとっておかず処分しましょう(雑菌が発生します)
- 特徴
- 錠剤
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- 特徴
つぶ状のお薬です
おおよそ5歳以上の(年長さん)くらいから飲めるようになるお子さんが多いです
※ 3歳以下のお子さんは誤嚥の恐れがあります。避けたほうがよいでしょう - よいところ
苦みを感じにくいお薬です
シート状で一粒ずつにわかれているので保管がしやすく持ち運びやすい
お子さんにとっての正確な量がわかりやすい - 注意点
錠剤に慣れていないうちは、うまく飲み込めないこともあります
服薬ゼリーなどを使うと飲みやすいです
元気なときに小さいラムネなどで練習しておくとよいでしょう
(フリスク・ミンティアなどの5mm以下のもの) - 保管方法
常温で保管できます
- 特徴
- OD錠
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- 特徴
「口腔内崩壊錠」と呼ばれ、口内の唾液で溶け、水なしでも飲めるお薬です
お薬が苦手なお子さんにも飲みやすいです - よいところ
水なしでも飲めるので、外出先や水分制限のある時や
お薬を飲み込むのが苦手なお子さんにとってもよいです - 注意点
「美味しくつくられている」ものが多いので「お菓子」と間違わないよう
大人の方が管理してください
乾いた手で飲む直前にシートから外しましょう
(塗れた手でふれるとすぐに溶けてしまいます)
噛み砕くと苦みを感じることもあります。お水で飲んでもOKです - 保管方法
常温で保管できます。湿気の多い場所は避けましょう
- 特徴
- カプセル
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カプセルがのどや口の中に張り付くおそれがあるため、5歳以下の小さいお子さんにはおすすめしません
坐薬
- 坐薬
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- 特徴
おしりから投与するお薬です
溶けて成分が腸の粘膜から吸収されていきます - よいところ
効き目が早い
水分が摂れないとき、ぐったりとして動けないとき、吐き気が強い時によい - 注意点
お薬を扱う人は、まず手を清潔にしましょう
座薬の先端にあらかじめワセリンを塗っておくとスムーズに挿入できます
挿入後、30秒程度肛門を押さえておくと、出てきにくいです
お薬が出てきてしまったとき
・投与直後にでてしまったときは、再度投与してください
・投与から10分以上経過しているときは、吸収されているとみなします
2種類の坐薬を同じタイミングで使うとき・1個目の坐薬投与から30分あけて2個目を投与してください - 保管方法
溶けやすいお薬です。冷蔵庫にて保存してください
使用期限は、受け取った日からおよそ1年程度です - 坐薬タイプがあるお薬
解熱剤・吐き気止め・ダイアップ(抗けいれん剤)・抗菌剤
下剤・気管支拡張剤など
- 特徴
貼り薬
- 貼り薬
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- 特徴
内服薬よりも効果の持続時間が長いことが特徴 - よいところ
1回の使用で1日効果が持続します - 注意点
テープ剤でかぶれてしまうお子さんには不向きです - 保管方法
常温で保管できます。湿気の多い場所は避けましょう - 貼るタイプがあるお薬
咳・喘息治療薬
- 特徴
塗り薬
- 軟膏
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- 特徴
かための質感の塗り薬です - よいところ
しみにくく刺激が少なくい落ちにくく保湿力も高いです
また 油分が多いのでべたつきがちですが、水に強く患部にしっかりと留まり
薬剤の効果を⾧時間持続させられます
乾燥がひどいところやひびわれ、傷口にも高い効果が期待できます - 注意点
べたつきやすく使用感は重めです - 保管方法
常温で保管します
- 特徴
- クリーム
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- 特徴
のびやすくべたつきにくい塗り薬です
水と油をまぜた乳化物です - よいところ
伸びがよく使いごこちがよい
浸透力が高く薬剤が皮膚の中に届きやすい
洗い流しやすい - 使い方
お風呂あがり5分以内に塗ると効果がぐんとあがる - 注意点
しみることがある
軟膏に比べ保湿力は低いので、カサつきが強い場所には不向きです
(かさつき始めた程度のところに使うとよい) - 保管方法
常温で保管できます
クリームタイプのあるお薬
- 保湿剤
- VGクリーム
- 特徴
V(ベタメタゾン:ステロイド)G(ゲンタマイシン:抗生剤)が混ざった
クリームタイプの塗り薬です - よいところ
炎症が起きており、細菌感染の恐れがあるときに効果が高い
湿疹・皮膚炎・とびひ・やけどの際にもよい - 注意点
ニキビや真菌(カビ)には効かない(悪化する恐れあり)
⾧期間は使わない - 保管方法
常温で保管します
- 特徴
- ローション
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- 特徴
さらっとした液体の塗り薬です - よいところ
水状のお薬なので、頭皮なども薬剤が届きやすい
広範囲の保湿に向いている
赤み・かゆみ - 注意点
刺激はやや強め - 保管方法
常温で保管します
- 特徴
- 泡タイプ(フォームタイプ)
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- 特徴
泡状の塗り薬です - よいところ
伸びがよく、まさつが少なく塗りやすい
ベタつきにくく、広範囲に届く
肌になじみやすい
とくに夏場などは使いやすい - 注意点
クリームタイプと比べると持続力は弱い
価格が高い - 保管方法
常温で保管します
- 特徴
解熱剤とは
解熱剤は熱が高いときや痛みがある時など、身体がしんどいとき、
一時的に熱を下げるために使うお薬です
病気の根本的な治療薬ではありません
熱が高いときや痛みが強くある時などに使い、症状が落ち着いているタイミングに
水分や食事をとったり、眠ったりと体の回復に役立ちます
解熱剤を使うことで「病気の治りが遅くなる(治りにくくなる)」ことはありません
症状に応じて上手に使いましょう
使用のめやす
- 熱が高いとき(38.5℃以上)
- ぐったりとしているとき
- 不調で水分・食事がとれないとき、眠れないときなど
上記をめやすに使用しましょう
アセトアミノフェン(カロナール・アンヒバ・アルピニー)は
小さいお子さんにも安心してお使いいただけます
解熱剤の効果は使用して30分後くらいから4.5時間程度と言われています
お薬が効いている間に、食事や水分摂取をしましょう
次に使用するには5~6時間あけて、1日4回までをめやすにお使いください
ご注意ください
病気の勢いが強いと、解熱剤の効果をあまり得られないこともあります
そういったときは、脱水にならないよう気をつけながら安静にお過ごしください
抗菌薬とは
抗菌薬(抗生物質・抗生剤)は、細菌をこわしたり、増殖を抑えたりするお薬です
身体が細菌に感染した際、その細菌と戦うために使います
通常、お子さんの風邪や体調不良の時は、ウイルスが原因のことが多いのですが
ときに細菌感染が原因のこともあります
抗菌薬は風邪などのウイルス感染には効果がありません
抗菌薬は、医師から指示された「用量」「日数」「飲み方」をきちんと守って服用してください
細菌感染が原因の主な病気
細菌感染により発熱等の症状が持続する場合は、治療薬に抗菌薬(抗生物質)を用います
抗生剤の種類には
- ペニシリン系
- 細胞壁をもつ細菌に強い
- セフェム系
- ブドウ球菌、大腸菌などに強い
- マクロライド系
- マイコプラズマ、レジオネラ菌などに強い
薬剤耐性がご心配な方もいらっしゃると思いますが
医師から指示された用量、日数、飲み方を守って服用すれば、とくに問題はありません
便が緩くなることがありますが、水様便(水のようなしゃばしゃばした便)でなければそのまましっかり飲み続けましょう
※ 下痢や軟便を防ぐために整腸剤も一緒に処方しています
抗生剤を飲み切っても下痢や軟便が続くのであれば、医師にご相談ください
薬剤耐性とは
抗菌薬の不適切な使い方によって病原体が変化し、抗菌薬が効かなくなることをいいます
処方されたお薬を飲み切らないことで、薬剤耐性が起きたり、症状がぶり返したりします
抗生剤による副作用
- 下痢
- 薬疹(皮膚の発赤や発疹など)
- 肝機能障害
薬疹などのアレルギー症状があらわれたときはクリニックへご相談ください



























