くまさんこどもクリニック

木

木

くまさんこどもクリニック

Q&A

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について

こどものワクチン接種は受けるべきでしょうか?

こどもの感染も増えてきています。
また基礎疾患のある場合、重症化のリスクも高くなります。
安心して日常生活を送るためにも、ワクチンを接種しましょう。

親としては打たせたいですが、こどもは打ちたくないようです。どうしたらよいでしょうか?

ワクチン接種は義務ではありません。
接種することの、メリット・デメリットについて親子でよく話し合い、納得した上で決めてほしいと思います。

副反応が心配です。

大人同様、ワクチンの副反応について報告されています。
接種部位の痛み、発熱、だるさ、頭痛など、接種翌日までに出現し、数日以内に回復しています。
つらい時は我慢せず、解熱鎮痛剤をつかったり、かかりつけの医療機関を受診しましょう。
また登園・登校に影響が出るかもしれないこともあらかじめ理解しておきましょう。

授乳中ですが、ワクチンを打って大丈夫ですか?

コロナワクチンに性質上、母乳移行量は非常に少なくなると考えられています。
また、多少のワクチン成分を含んだ母乳を飲んでも赤ちゃんに悪影響があるとは考えられません。

妊娠中ですが、ワクチンを打っても大丈夫ですか?

妊婦さんが新型コロナウイルスに感染すると、感染していない妊婦さんに比べて
重症化する割合や、早産等が多いとの報告もあり、ワクチン接種のメリットがあると考えられています。
また、新生児を感染から守る効果があると期待されています。

ワクチン接種後、発熱しました。解熱剤を飲んでも大丈夫ですか?

発熱した際は、解熱剤を飲んでいただいて問題ありません。
妊婦さんの場合、アセトアミノフェン(カロナール)は使用可能です。
(非ステロイド性抗炎症薬、イブプロフェン、ロキソプロフェン等使用は避けておきましょう)

授乳されている場合、アセトアミノフェン(カロナール)、 非ステロイド性抗炎症薬(ロキソニンなど)ともに使用可能です。

新型コロナワクチンコールセンター
0120-761770(フリーダイヤル)
受付時間(土日・祝日も対応)
9:00-21:00
(日本語/英語/中国語/韓国語/ポルトガル語/スペイン語)

予防接種について

ワクチン てどのようなものですか?

ワクチンとは感染症を予防、または軽症化するために事前に免疫をつけるものです。

感染症の原因であるウイルスや細菌の毒性を弱めたりなくしたりして作られたもので、体の中でその病気に対する抵抗力(免疫)をつけるために働きます。

定期接種・任意接種 なにが違うのですか?

予防接種法に基づいた国が接種を推奨する「定期接種ワクチン」とそれ以外の「任意接種ワクチン」があります。

制度と負担する費用は異なりますが「任意だから受けなくていい」ということではありません。

どちらも重要性は変わらず接種することが望ましいワクチンです。病気にかかり、つらい思いをさせないためにも。

どうしてこんなに多くのワクチンを接種しなければならないのですか?

日本の予防接種制度は、世界的な標準からかなり遅れていました。

近年接種するワクチンが増えたのは日本もようやく世界標準の予防接種が可能になりつつあるということなのです。

お子さんを病気から守るために必要なものを考えましょう。

予防接種をしたらその病気にはかからないのですか?

かつては、ワクチンによる免疫は終生免疫(一生その病気から守れる免疫)と考えられていましたが最近では、将来罹患する可能性もあるといわれています。

しかしたとえ罹患してもワクチンを接種していれば軽症化が期待できます。

副作用が心配です。重い副作用が出ることもあるのに接種しないといけないですか?

ワクチン接種により副作用が起こる可能性はゼロではありません。ワクチンの副作用の報道を見て不安に思う方も多いでしょう。

しかし重い副作用が起こる頻度より、接種せずにその病気にかかって重症化したり後遺症が残る頻度のほうが、はるかに高いのです。

同時接種は問題ないのでしょうか?

これまで接種するワクチン数が少なかった日本。同時接種の歴史はまだ浅く、不安に感じる方もいるかもしれません。

海外では長年にわたり、同時接種が一般的です。同時接種と個別接種で安全性に差がないこともわかっています。

ワクチン数が多くても、同時接種により期間内に接種が終了し、通院回数も減らせ、母子の負担軽減にもつながっています。

少し風邪気味で37.3℃の熱があります。元気ですが、接種しないほうがいいですか?

風邪気味で多少鼻水や咳が出ていても体温が37.5℃未満で、食欲や機嫌などふだんとそれほど変わらないようであれば接種しても問題ないと考えられます。

気になることがあれば、接種前にくまさん先生にご相談ください。

接種後に発熱しました。大丈夫でしょうか?

ワクチンの種類によって頻度は異なりますが、接種後に副反応として発熱することがあります。

ただし副反応での発熱か、たまたまその時に重なった風邪などほかの病気による発熱かはわかりません。

いずれにしても水分をとって休ませ、心配な場合は念のため、小児科の受診を検討してもよいでしょう。

ロタウイルスのワクチンは、接種すべきでしょうか?

ロタウイルス(感染性胃腸炎:嘔吐下痢症)とは乳幼児に急性の胃腸炎を引き起こすウイルスです。
感染力がとても強く、少しでも体内に入ると症状が出ます。

生後6ヶ月から2歳の乳幼児に多く、1~4月に流行します。
保育園・幼稚園・小学校などで集団感染することもあり、大人も注意が必要です。

くまさんこどもクリニックにてワクチンを接種する方の90%は、ロタウイルスのワクチンも接種されています。
接種を迷っている場合は、ご相談ください。

以下、ロタウイルスに感染すると・・・

感染すると、2~4日の潜伏期間を経て、激しい嘔吐、発熱、腹痛、白い下痢が1週間くらい続きます。
治療薬はないので、つらい症状を緩和させるお薬だけしかありません。

嘔吐や下痢で体力を激しく消耗してしまいます。
脱水を防ぐために水分を補給し 体力が落ちないように栄養を補給しましょう。

脱水症状がひどいときは 点滴などで入院が必要となる場合もあります。

水ぼうそうは何歳くらいでかかることが多いですか?

2014年に水ぼうそうワクチンが定期接種になるまでは、0~4歳の乳幼児がかかることが多く、全体の70~80%をしめていました。

定期接種となってからは 患者数も2014年の15万人から2017年は6万人と減少しました。

15歳以下でかかることが多いので、今からでも接種をおすすめいたします。

水ぼうそうにかかったことがなく、ワクチンもまだの方は なるべく早くに接種した方がよいでしょう。

B型肝炎が定期接種でなかったため受けていません。いまからでも受けたほうがいいですか?

B型肝炎は、罹患すると将来肝臓がんになる可能性があります。ぜひ接種してください

先日、0歳児の頃には定期接種でなかったご兄弟(10歳、13歳)がワクチン接種をされました。

B型肝炎は接種年齢の上限がありません。
いまからでも遅くはありませんので、どうぞご相談ください。

水ぼうそうやおたふくかぜは、自然にかかって免疫をつけたほうがよいのでしょうか?

感染症に「かかったほうがいい病気」はありません。
病気にかかれば後遺症が残ったり、最悪の場合 死亡することもあります。
重症化せずに済んでもお子さんはつらい思いをし生活上の負担も増加します。

ワクチンで予防できる病気は すべて予防すべきと考えています。

自宅で育児しています。
感染のリスクも低いのでワクチンは保育園に入れることになってから開始してもよいでしょうか?

集団生活をしていなくても病気に感染するリスクは多くあります。
できるだけ早期に接種を済ませしっかりと免疫をつけることが望ましいです。

ご心配なことがございましたら、どうぞご相談ください。

スケジュール通りに接種できませんでした。どうすればいいですか?

定期接種のワクチンは定められた期間を過ぎると有料になることや副作用被害時の補償が変更されることがあります。
しかし接種しないより接種したほうがよりしっかりと免疫を得られる可能性があるためスケジュールを組み直すことをおすすめします。

※ くまさん先生にご相談ください☆

大人の風しん対策事業は行っていますか?

はい、行っております。
対象の方は、まずはクリニックまでご連絡ください。
必要書類、抗体検査からワクチン接種のながれなどをご説明させていただきます。

「大人の風しん対策事業」について詳しく書いております。 ぜひご覧ください。

受付・受診について

ベビーカーでクリニックに行きたいのですが、大丈夫ですか?

はい 大丈夫です!!
クリニックは建物の1階にありますし、院内はバリアフリーになっております。
ベビーカーでそのままお入りいただけます。

診察室には、抱っこしてお入りください。

「予約が上限に達した」との事で予約が取れませんでした。今日はもう診てもらえないのでしょうか?

予約を取れなかった場合は、クリニックにお電話をください。
お子さんの症状等を伺い、適宜対応させていただきます。

子どもがひとりで受診することはできますか?

申し訳ありません。
お子さまひとりでの受診はお断りしております。
必ず成人の保護者の方とご一緒にお越しください。

中高生の定期受診などをご希望の場合は、事前にご相談ください。

受付後に、外出してもよいでしょうか?

大丈夫です。
外出される時と、お戻りになられたときはスタッフにお声がけください。
ただし順番が来てお呼びしたときにご不在の場合は、その次の方をお呼びいたします。
ご了承ください。

かかりつけ診療ついて

かかりつけに登録したクリニック以外、受診はできないのですか?

できます。
かかりつけに登録したところ以外も、受診することはもちろん可能です!
ただ「かかりつけ医制度」の目的は「お子さんの健康を管理する」というものですので、次回くまさんこどもクリニックを受診された際に、他院を受診された旨とその時の症状、その時に処方を受けたお薬などをお知らせください。

かかりつけに登録できるのは、何歳までですか?

6歳未満のお子さんが対象です。

6歳を超えています、登録できませんか?

かかりつけ登録はできませんが、どんなことでもいつでもご相談ください。
いままでどおり診察はもちろんのこと、健康状態や発達、予防接種の確認など、さまざまなご相談や お悩みに対応いたします。

いろいろな小児科を行き分けています。ほかのクリニックで登録していますがここでも登録できますか?

かかりつけ登録できるのは、ひとつの医療機関だけです。
他のクリニックで登録されている場合は、くまさんこどもクリニックでは登録できません。
くまさんこどもクリニックでの登録をご希望の場合、登録されているものを解除する必要があります。

兄弟がいます。くまさんで登録している子供もいますが、登録していない兄弟のことも相談できますか??

お問い合わせ、ご相談いただけるのは、登録されているお子さんだけです。
ご兄弟のご相談は、そのお子さんが登録されている医療機関にお願いいたします。

普段は保育園に通っています。保育園の先生にくまさん先生の連絡先を知らせてもよいですか?

お問い合わせ、ご相談いただけるのは、登録されている連絡先からだけです。
保育園や幼稚園の先生へのお知らせはなさらぬようにお願いいたします。
診察時間中は、クリニックの電話へお問い合わせ下さい。

肌のことは皮膚科、耳や目のことは耳鼻科・眼科の先生を受診したほうが良いですか?

小児科専門医はこどもの総合医です。
まずはくまさんこどもクリニックを受診してください。
必要な場合は専門の先生にご紹介させていただきたいと思います。

先生への問い合わせ・相談はいつでもいいですか?

診療時間中はクリニックへご連絡ください。
診療時間外(夜間・休日)は、お知らせした連絡先へお願いします。
ただ、くまさん先生、寝ちゃってるとき や 手が離せないときは 対応できません。
その場合は、こども救急相談電話「#8000」や 救急安心センター「#7119」へご連絡ください。