更新日 2022/8/24
予防接種をご希望の方へ
予防接種(定期接種)をご希望の方は、お電話もしくは受付にてご予約ください。
※ インフルエンザのワクチン接種のご予約は、接種日当日にWeb予約をお願いいたします。
くまさんこどもクリニックでは、
国分寺市はもちろん
立川市、武蔵村山市、小平市、小金井市、東村山市、
国立市、狛江市、東大和市、昭島市、清瀬市にお住いの方も
定期接種(公費負担)をお受けいただけます。
※ 府中市にお住いのお子様は公費接種ができません(任意接種は可能です)
※ BCGにかぎり、国分寺市に住民票のあるお子様のみが公費にて接種できます。
くまさんワクチンカード
くまさんこどもクリニックでは、お子さんひとりひとりにオリジナルの「ワクチンスケジュールカード」をお作りし、お渡ししております。
0歳のお子さんの予防接種は、いくつもの種類を何回も接種するため、予約や管理がたいへんです!!
しっかりと無理なくスケジュールをたてられ、接種忘れや誤接種も防ぐことができます。是非ご活用ください。
母子手帳をお持ちくだされば、接種忘れの確認や今後の接種スケジュールなど提案いたします。
ワクチンを接種する理由
- 病気にかからないようにするため
- 病気をひろげないようにするため
- 難聴にならないため
- ウイルス性髄膜炎にならないため
- 不妊のリスクがある、精巣炎にならないため(おたふくかぜワクチン:男児の場合)
当院で受けられる予防接種(ワクチン)
- 定期接種(公費負担:費用がかからないワクチン)
※ワクチンごとに受けられる期限があります -
- ロタウイルス(ロタテック・ロタリックス)
- ヒブワクチン
- 肺炎球菌
- B型肝炎
- 4種混合
- BCG(国分寺市の方のみ) >>BCGの詳しいおはなし
- MR(1歳になったら1回目・年⾧さんの時に2回目)
- 水痘(1歳になったら1回目・3歳になるまでに2回目)
- 日本脳炎(1期 3歳から7歳半までの間に3回・2期 9歳から12歳の間に1回)
- 2種混合(11歳から12歳の間に1回)
※ 2種混合の代わりに、3種混合(自費)を接種することもできます - 子宮頚がん:シルガード(小学6年生から高校1年生までの女子。合計3回接種)
※全3回の接種を終えるには、約6か月かかります。高校1年生の9月までに1回目を接種しましょう。
※現在、平成9年度~平成17年度生まれの女子を対象に、従来の対象年齢を超えての「キャッチアップ接種」を行っております(令和7年3月まで)。ご不明な点はお問い合わせください。
- 任意接種(自費で接種するワクチン)
-
※その他ご希望のワクチンがございましたら、お問い合わせください
キャッチアップ接種
「定期接種を打ち忘れてしまった」「子どもが幼児期の頃は、まだワクチンがなかった」など
定期接種(公費負担)対象外の年齢でもワクチンは接種できます。
※この場合、費用は自費になります。
百日咳のための「3種混合」の追加接種
学童期のお子様における百日咳の流行がみられております。
原因として「百日咳抗体価の低下」が考えられます。
いずれも任意接種(自費)となりますが、予防のための接種を推奨しております。
- 年長さん時のMR2期のタイミングで3種混合を同時接種
- 11歳時のDT(2種混合)接種を3種混合に変更して接種
※百日咳だけのワクチンはありません
MR・水痘・おたふくかぜ・インフルエンザ(シーズンのみ)・帯状疱疹・その他ご希望のワクチン
保護者の方の予防接種も行っております。
ワクチン接種が必要かどうか、抗体検査(自費)も行っておりますので、どうぞご相談ください。
以下の場合は予防接種が受けられません。
・体温が37.5℃以上ある場合
・母子手帳を忘れた場合
・予診票(国分寺市以外の方)を忘れた場合
接種後の運動は控えましょう。
・スポーツ系の習い事があるお子さんはお休みしましょう
・発熱がなければお風呂はいつも通り入れます。(注射を打った箇所はやさしく洗ってください)
接種した日はアルコールもお控えください
定期接種:ロタウイルス
- 対象
- ロタリックス(1価)は生後24週までに2回、ロタテック(5価値)は生後32週までに3回、生ワクチンを飲みます。初回は14週までに始めて、4週以上あけます。
- 疾患の説明
- ロタウイルスは乳児の胃腸炎を起こす代表的なウイルスです。嘔吐がひどく水分がとれなくなると脱水になり重篤な状態になります。小さい子ほど入院して点滴する必要性が高くなります。胃腸炎関連けいれんや脳炎を合併することもあります。
定期接種:ヒブ
- 対象
- 生後2か月から開始。4~8週間隔で3回、3回目から7か月以上あけて1歳すぐに4回目を接種します。5歳未満は公費負担(無料)です。
- 疾患の説明
- 乳幼児期に髄膜炎や喉頭蓋炎など重症感染症を起こす菌です。これらの疾患は命に関わることや後遺症を残すこともある重篤な疾患です。
定期接種:肺炎球菌
- 対象
- 生後2か月から開始。4週間隔で3回接種します。2か月以上後、標準的には1歳から1歳半に4回目を接種して完了です。5歳未満は公費(無料)です。
- 疾患の説明
- 乳幼児期に敗血症や髄膜炎を起こします。肺炎や中耳炎の原因菌としても多いです。ワクチンは主に前者を防ぐ目的で行われています。
定期接種:B型肝炎
- 対象
- 生後2か月から接種できます。初回から4週以上あけて2回目、さらに20~24週あけて3回目が標準的な方法です。
- 疾患の説明
- 代表的な肝炎を起こすウイルスです。感染がつづくと慢性肝炎、肝硬変や肝ガンになることもあります。
定期接種:4種混合
- 対象
- 生後3か月から開始。3~8週間隔で3回接種します。6か月以上後、標準的には1年から1年6か月後に4回目を追加します。7歳6か月までに完了するようにしましょう。
ヒブ、肺炎球菌、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンなどと同時接種が可能ですので、4週間ごとに同時接種で受けましょう。追加接種も、ヒブ、肺炎球菌ワクチンの追加接種と同時接種が可能です。 - 疾患の説明
- 4種とは、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオを指します。ジフテリアとポリオは国内での感染はほとんどありませんが過去には重症者が出ていました。百日咳は乳児では重症の咳や呼吸困難で命に関わることもあります。破傷風は怪我をした傷口から菌が入り、痙攣や麻痺をきたす死亡率の高い疾患です。
定期接種:BCG
- 対象
- 11か月(1歳未満)までに接種します。ヒブ、肺炎球菌、4種混合の接種がひと段落する生後5か月以降に接種することが多いです。
- 疾患の説明
- 結核を予防します。結核は成人では肺結核の長引く咳や熱が有名ですが、乳児では全身に結核菌がめぐって髄膜炎や粟粒結核という致死的な疾患を起こします。
定期接種:水痘
- 対象
- 1歳から接種できます。1回目の接種後約3か月たったら2回目を受けるようにしましょう。1回目の接種の際は、MRワクチン、おたふくワクチンと同時接種できますので、なるべく受けるようにしましょう。
- 疾患の説明
- みずぼうそうとも呼ばれるウイルス感染です。全身に水疱疹が多発し、重篤な状態にいたることもあります。帯状疱疹も同じウイルスが原因で発症します。
定期接種:日本脳炎
- 対象
- 生後6か月から7歳半まで接種可能です。標準的には3歳で2回(1~4週間隔)、その後に6か月以上あけて4歳頃に1回接種します。9~12歳に第2期の接種を追加します。
- 疾患の説明
- 蚊が媒介する日本脳炎ウイルスの感染で、急性脳炎を引き起こします。半数程度の方が後遺症を残す、治療法のない重篤な疾患です。日本での発症はきわめて稀ですが、東南アジアなどで流行があります。
定期接種:2種混合
- 対象
- 11歳以上13歳未満に1回接種します。
- 疾患の説明
- 4種混合に入っているジフテリアと破傷風について追加接種します。
定期接種:麻疹・風疹(MR)
- 対象
- 1歳代で初回接種をします。できるだけ1歳になったらすぐに接種するようにしましょう。2期は小学校入学前の1年間に行います。
- 疾患の説明
- 麻疹は発熱、発疹から肺炎や脳炎などの合併症をきたす疾患で、非常に強い感染力があります。風疹は‘3日はしか’とも呼ばれた発熱、発疹をきたす疾患で、妊婦が感染すると赤ちゃんに重篤な障害が出る可能性があります。
任意接種:おたふく風邪
- 対象
- 1歳から接種できます。MRワクチンと同様に1歳頃と5~6歳の2回接種が薦められています。
- 疾患の説明
- ムンプスウイルスの感染で、発熱や耳下腺(耳の下にあるだ液腺)の腫れが特徴です。頭痛をきたす髄膜炎や難聴や精巣炎など重い合併症もあります。
任意接種:インフルエンザ
- 対象
- 生後6か月から接種できます。13歳未満は4週間間隔で2回接種、13歳以上は1回接種です。
- 疾患の説明
- 主に冬季に流行するウイルス感染症です。A型、B型があり、A型は高熱と咳・鼻水などの上気道症状が見られ、B型は発熱に加え嘔吐や下痢などの消化器症状が見られることがあります。