どんなワクチン?
子宮頸がんの原因となる「ヒトパピローマウイルス(HPV)」の感染を防ぐワクチンです。
くまさんこどもクリニックでは、シルガード(9価)、ガーダシル(4価)を取り扱っております。
2024.12.22更新
子宮頸がんの原因となる「ヒトパピローマウイルス(HPV)」の感染を防ぐワクチンです。
くまさんこどもクリニックでは、シルガード(9価)、ガーダシル(4価)を取り扱っております。
令和7年3月31日までに「1回目」を接種すると接種期限は令和8年3月31日までとなります
子宮の入り口にできるがんです。
主にヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することによって将来的に発症する可能性があります。
性交渉での感染がほとんどであるといわれ、性交渉の経験がある女性なら誰でも感染している可能性があるウイルスです。自覚症状がないまま進行し、女性の「妊娠」や「出産」の時期に重なることもあり、女性にとって深刻な病気です。
日本では毎年10,000人以上の方が診断され、年間約2,900人の方が命を落としています。
また「初めての性交渉」時期の低年齢化などにより、子宮頸がんの発症率は増加しています。
「感染したら必ずがんになる」わけではありませんが、ワクチンで予防することがとてもたいせつです。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんだけではなく
膣がん・外陰がん・肛門がん・咽頭がん・尖圭コンジローマなどをひきおこすウイルスです。
早めの予防をおすすめいたします。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性行為にて感染します(うつし合います)。
一度感染してしまうとウイルスを排除することはできません。
「はじめての性行為」の前に接種することが効果的です。
※ 性交渉の経験があっても まだワクチン接種で予防できるHPV型に感染していなければ、予防の効果が期待できます。
シルガードが公費になったことを受けて、ガーダシル・サーバリックスを1回、もしくは2回接種した方が、残りの回数シルガードを接種することも可能になりました。
接種スケジュール等、確認しご案内いたしますので、ご希望の方はクリニックまでお問い合わせください。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は性交渉によって感染するため、
男性から女性へ、女性から男性へと広がっていきます。
またHPVの感染によってひきおこされる病気は女性だけがかかるものではありません。
男性では、肛門がん・咽頭がん・陰茎がん・尖圭コンジローマなどの発症リスクがあります。
男性もHPVワクチンを接種することで、病気や感染拡大を予防する効果が期待できます。
女性を子宮頸がんから守るためにも男性本人がHPV感染を防ぐためにもワクチン接種を推奨いたします。