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肥厚性幽門狭窄症

肥厚性幽門狭窄症とは

肥厚性幽門狭窄症とは

「幽門」という胃の出口の筋肉が厚くなって狭くなり
母乳やミルクなどの飲んだものが通りにくくなる病気です

おもに生後2週間から2ヶ月の赤ちゃん1,000人に1~2人の割合で発症し、
とくに男児に多く見られます

肥厚化の原因については正確にはまだわかっていません
しかし兄弟姉妹に肥厚性幽門狭窄症があると発症する可能性が高くなるといわれています

肥厚性幽門狭窄症の症状

肥厚性幽門狭窄症があると、飲んだミルクが幽門から十二指腸に流れにくくなるため
よく吐いてしまうようになります
はじめは1日に1.2回、口元から流れる程度の吐き方ですが、次第に回数と量が増え、
最終的には飲むたびに噴水のように大量に吐くようになります

飲むたびに吐いていしまうので、いずれ脱水症状が起き、ぐったりとしてしまい体重も減少していきます

肥厚性幽門狭窄症の診断方法

肥厚性幽門狭窄症が疑われるときは、幽門の筋肉が厚くなっているのを確認するために
触診やエコーによる画像検査を行います

肥厚性幽門狭窄症と診断を受けたら

お薬で治療

お薬をつかって、厚くなった幽門の筋肉を緩める治療を行います

手術で治療

厚くなった幽門の筋肉を切り開いて、狭窄を広げる手術を行います
順調に経過すれば術後2~4日で退院が可能です

生後1ヶ月前後から哺乳後に吐き出すことが増えたり、飲むたびに突然激しく吹き出してしまう症状があるときはご受診ください