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便秘のお話

便秘とは

腸の中でかたまりとなった便(うんち)が、肛門の直前(直腸)で溜まってしまうことを便秘といいます

便秘をそのままにしておくと

直腸はやわらかく、よく伸びる性質があるため、かなりの量のうんちを溜めてしまうことができます
その状態が続くと便意を感じにくくなり、さらに便秘がひどくなってしまいます
またうんちが硬くなり、出すときに痛くなったり、出血してしまうこともあります

子どものうちにしっかり治療しておかないと、大人になっても悩むことがあるかもしれません
便秘はとても生活の質が悪くなります
早い段階で治してしまいましょう

便秘を解消するには

急な便秘をすぐにすっきりさせたいとき
グリセリン浣腸で便を出す
便をふやかし、すべりを良くして、腸をうごかして便を出します
ただし、グリセリン浣腸は、連用(同じものを続けて使うこと)による耐性(薬剤に対して抵抗性を持ち、薬剤が効かない、あるいは効きにくくなる現象)が生じることがあるため、効果が減弱し、薬剤に頼りがちになることがあるため、2~3日以上便秘が続くときに使用するようにしましょう
のみぐすりで便を出す

刺激性下剤(ラキソベロンなど)を使い、大腸を刺激してぜんどう運動を活発にして便を出す
刺激性の飲み薬も浣腸同様、長期間連用すると薬の効果が薄れ同じ量では効かなくなる可能性があります
非刺激性便秘薬「酸化マグネシウム」や「モビコール」は、大腸や小腸を直接刺激しないため、耐性はつきにくいとされています

― ぜんどう運動とは ―
消化された食べものなどを、口の方から肛門へ送り出す、腸のうごきのこと

めんぼう浣腸で便を出す
自宅にあるめんぼうを使ってできる、簡単な方法です 主に赤ちゃんに行います
めんぼうの先にワセリンをたっぷりのせて、肛門を刺激する浣腸です
やり方がわかりにくい場合は、お教えいたしますのでご受診ください
ずっと悩んでいる慢性的な便秘をすっきり治したいとき

長い間、ガンコな便秘に困っているお子さん、ご家族の方、たくさんいらっしゃいますね
くまさんでもまいにちご相談いただきます
くまさんこどもクリニックでの「慢性的な便秘」の治療と、治療を卒業するまでのながれについておはなしいたします

「便秘治療の卒業」とは
バナナうんちをスッキリと自分の力で出せるようになること
(回数・日数は、個人差がありますので、2日に1回でも毎日でも出たあとスッキリならOK)
卒業までの3ステップ
ステップ1:レスキュー期

まずは、腸にたまった便を出す

ステップ2:トレーニング期

良い生活習慣を体に覚えさせる
体が整ってくると、良くなってくるよ!!

ステップ3:卒業!!

自分の力だけでスッキリ排便できる
毎日もしくは2日に1回程度出せればOK

卒業が近づく8つのヒント
  • たくさん食べよう! ごはんをしっかり食べよう おやつは少なめにね!
  • 体を動かそう! 園庭・校庭や公園でたくさんあそぼう 筋力UPで出やすくなるよ
  • のどがかわくまえに、水分を摂ろう!
  • ちゃんと早く寝よう! 楽しいのはよーくわかるけど、早く寝て、早く起きよう!
  • 朝のトイレ習慣を 「出ないかも」と思ってもとりあえず座ってみよう
  • トイレの座り方を変えよう! 台の上に足をおくと出やすくなるよ ロダンの「考える人」になりきろう
  • 体を冷やさないようにしよう 体を冷やすことは、いろんな不調につながるよ
  • 薬に手伝ってもらおう お薬は自力で出すためのサポーターだよ

    モビコール:便に水分を抱えこませるお薬です
    腸で水分が吸収されず便がカチカチになりにくいので、スルっと出せて、おしりが痛くならない

    酸化マグネシウム:腸から水分を引き寄せて、便をふくらませるお薬です
    柔らかく大きくなった便が、腸のカベを刺激してスルっと出すことができます

    注意点:水分をたくさん摂らないと出しにくい
    いずれも「非刺激性(お腹が痛くなりにくい)のお薬です

卒業したら、良い状態をキープできるようにしましょう
体調などによっては、一時的に便秘になることもあるかもしれません
そんな時は、浣腸やお薬を使って便を出し、長い間便が出ない状態をつくらないようにしましょう

お食事で気をつけられること

浣腸やお薬を使いながら、便を溜めすぎないようにしたうえで
食事の改善をしていくことをおすすめします
水分を多めに摂取したり、繊維質の高い食材を積極的に食べましょう
便秘改善につながる食事のとり方など 管理栄養士さんに相談していただけます
ご希望の方は くまさんこどもクリニックの栄養相談をご予約ください!!

お伝えしたいこと

大切なのは「ただの便秘」と放置せずに、早めに対処することです
排便の習慣は、心理的・身体的な発達にも大きく影響します

おトイレ内をリラックスできる環境にすることも大切です
ゆっくり排便できる雰囲気をつくる工夫もするとよいでしょう
(本を持ち込んでゆっくり過ごす、好きな絵やおもちゃを置くなど…)

病気がかくれていることもありますので、気になるときはまずご相談ください