便秘とは
腸の中でかたまりとなった便(うんち)が、肛門の直前(直腸)で 溜まってしまうことを便秘といいます。
腸の中でかたまりとなった便(うんち)が、肛門の直前(直腸)で 溜まってしまうことを便秘といいます。
直腸はやわらかく、よく伸びる性質があるため、かなりの量のうんちを溜めてしまうことができます。
その状態が続くと便意を感じにくくなり、さらに便秘がひどくなってしまいます。
またうんちが硬くなり、出すときに痛くなったり、出血してしまうこともあります。
「クセになる」心配はありません。お子さんの状態、親御さんのご希望に合わせてお薬をお出しします。
ただし、グリセリン浣腸は、連用(同じものを続けて使うこと)による耐性(薬剤に対して抵抗性を持ち、薬剤が効かない、あるいは効きにくくなる現象)が生じることがあるため、効果が減弱し、薬剤に頼りがちになることがあるため、2~3日以上便秘が続くときに使用するようにしましょう
また刺激性の飲み薬も浣腸同様、長期間連用すると薬の効果が薄れ同じ量では効かなくなる可能性があります
非刺激性便秘薬「酸化マグネシウム」や「モビコール」は、大腸や小腸を直接刺激しないため、耐性はつきにくいとされています
大切なのは「ただの便秘」と放置せずに、早めに対処することです。
排便の習慣は、心理的・身体的な発達にも大きく影響します。
おトイレ内をリラックスできる環境にすることも大切です。
ゆっくり排便できる雰囲気をつくる工夫もするとよいでしょう。
(本を持ち込んでゆっくり過ごす。好きな絵やおもちゃを置くなど…)